ひびわれたまご

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大人の発達障害(ADHD)当事者のイラストレーター・志乃が、生きづらさや”楽”について考えるブログ。

ADHD族は、前世でネコだったのだと思う

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気になったら一心不乱、猫まっしぐら



今日はこのことについて、考えたことをまとめたいと思います。

このブログと私について - ひびわれたまご

 

ADHDの「分かりにくさ」は複雑さにある?!

ADHDの特性を、詳しくない人にもわかりやすく、理解しやすく、誤解のないように説明しようとする時、様々なハードルがある。

わたしがいつも一番気を遣うのは、「個人差が激しいため、一概にこうだと言えない」という部分。ADHDの紹介と見せかけて、単なる「自分がそうです」という自己紹介をしているだけなのでは、と感じる人もいる。わたしの場合、欠点をすべて「ADHDのせいにして納得してしまいたい」という願望も少なからずあって、そのせいで誤解と偏見を産み、ほかのADHDに迷惑をかける原因にもなりかねない。

 

人格に重大な難があると思われる人や、犯罪をおかした人間が「自分はADHDなんで~」なんて言おうものなら、周りの人間は「ADHDって、みんなこうなの!?」と思ってしまう。そう考えると、「自分はADHDだと名乗るからには、品行方正でいなければならない」という、責任を強く感じる。

「傾向」や「共通項」を、「偏見」や「誤解」にしないために

人間は一人一人違って当たり前であって、一部を見て全体を決めつけるなど、そんなのおかしいだろうと(きっと誰もが)思っているのだが、「複雑なものを(省エネのために)単純に考えようとする」というのも、それはそれで変えようのない人間の脳の習性でもあって、仕方のないことでもあるんだと思う。

で、そうやって諦めるのは簡単だけども、少しでも分かりやすく、伝わりやすい表現はないだろうかと、考えていた。

 

ADHDの特徴を列挙すると、猫の習性っぽくなる

 

従順で飼い主によく馴れるが、犬と比べて主人絶対の面では、その趣きを異にしており、むしろ自己中心的にみえます。

  1. 走るもの、動くものを追う、つかまえる、遊ぶ、なぶるなどの習性があります。
  2. 獲物を見張り、根気よく待ち、忍び寄り、また退ぞき、一瞬の動作で捕えます。
  3. 警戒心が強く、自己のナワバリを主張し、守ります。
  4. 群棲するより、どちらかといえば孤独を好みます。
  5. キレイ好きで、からだや居場所を汚しません。
  6. 拘束されることを嫌います。

引用元:犬とねこの特性について

5.だけは、だいぶ違うが…。「片付けられない」ことで有名なADHDの中にも、キレイ好きなタイプがいるかもしれない。

  • 単独行動を好む
  • マイペースを乱されるのが嫌い
  • よく寝ている(「狩りの時間以外は、無駄な体力を使わない」という猫の習性)
  • 興味があるものに大興奮して衝動を抑えきれない

などなど、猫の習性について調べれば調べるほど、「わたしやァアァアアア!!」となり、妙に腑に落ちてしまう。

猫の「習性」と「性格」の関係に似ている

ネコに例えることで、「猫にもいろいろな性格の子がいるでしょ?」とか「わたしを猫だと思って対応してほしい」とか、お願いができるのではないだろうか。

前世がネコだったので、今世での人間の暮らしに馴染めていない説を提唱したい

人間社会でうまく振る舞えず、そんな自分に落ち込むことの連続ではあるが、「まあ、前世ネコだったんだろうから、仕方ないな!不慣れなのは仕方ないとして、来世のために今世、頑張っていこう!!」という気持ちになる。まあ、現実主義のADHDの方には鼻で笑われそうではあるが、そこはどうか、スルーしてほしい。

猫の生き方からヒントをもらう

猫がなんで愛されてるかって、「愛らしいから」だと思う。

だが

 

「わたしの前世、猫ちゃんだったんだニャン♪(Sさん 35歳主婦・仙台市)」

 

というのは、かなりキツイものがある。

 

「前世がネコだったんだと思う。だから大目に見てほしい(S乃さん・30代女性/イラストレーター)」

 

色々と、こみあげてくるものがある。

 

ですが結局、愛嬌があるタイプも、ないタイプも、

「困ったところもあるけれど、そこも含めてカワイイんだよな~~、もう、こいつは~!!!」と思ってもらえる、たった一人の理解者(=飼い主!?)を、どうやって得るか、もしくは「理解者なんぞいらん!」と、己の道を行くか(=野良)に、「のびのびと生きられるかどうか」が、かかっているような気がしている。

 

 

とりあえず、猫に謝りたい。

 

現場からは以上です。

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